数ある電子書籍の定額読み放題の中でも、Amazonの「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」は、漫画、小説、雑誌、実用書までラインナップも充実しており、使いやすさからも非常に人気の高いサービスです。
こちらの記事ではKindle Unlimitedで読めるコンテンツや価格料金から、機能などの基本情報に加え、Kindle Unlimitedのおすすめポイントや気になる点についてご紹介します。また、無料トライアルの登録方法や使い方、解約(退会)手順についても実際の画面を交えてわかりやすく解説します。
Kindle Unlimited の概要と月額料金
Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する定額制の書籍・コミック・雑誌の読み放題サービス(サブスク)です。スマートフォンやタブレットなどの端末での使用が可能で、時間や場所を選ばずに200万冊を越える書籍コンテンツを楽しむことができます。
Kindle Unlimitedは固定月額料金で、月にどれだけ読んでも980円(税込)です。プランも月額プランのみのシンプルな料金体系となっています。
一方で初回申し込み限定の30日間無料体験や期間限定の割引キャンペーンも随時あるため、気軽に試すことができるのが特徴。Amazonなので、セコいと思われるような価格のカラクリもありません。(これが重要かも)
ズバリ! Kindle Unlimitedのおすすめポイント
- 圧倒的コンテンツ数・ジャンルの広さ
- 幅広い対応端末
- 機能の使いやすさ
- 無料トライアルで解約しても30日間使える
- 元がすぐに取れる
上記5つのメリットについて詳しく解説します。
圧倒的コンテンツ数・ジャンルの広さ
2022年1月現在、Kindle Unlimitedの読み放題の対象コンテンツは以下です。
出版国:和書・洋書
ジャンル:小説、ビジネス書、趣味・実用書、児童書、雑誌、コミックなど
読み放題のコンテンツ数は200万冊を越え、幅広いニーズを満たす充実のラインナップが揃っています。また毎月1日に新しいコンテンツが更新されるため、へービーユーザーでも飽きることなく読み放題を楽しむことができます。(年末年始等は変更あり)。
幅広い対応端末
・スマートフォン(iPhone/Android)
・タブレット(iPad、Androidタブレット、Fireタブレット)
・パソコン(Windows PC、Mac)
主に上記の端末に対応し、Kindle読書アプリやウェブブラウザを使用しての読書も可能です。
またAmazonが製造・発売する専用電子書籍リーダー(Kindle端末)が使えることが他のサービスにない最大の特徴。長時間の読書でも目が疲れにくい設計となっており、紙同様に読書を楽しめます。まさに電子書籍のヘビーユーザーにはおすすめのサービスです。
機能の使いやすさ
こちらはKindle Unlimitedの特徴というより、Kindleアプリが使えるメリットの話になりますがKindleアプリは他サービスにはない使いやすい機能が特徴です。
・フォント(明朝体、ゴシック体)
・フォントサイズ(14段階)
・背景カラー(4色)
・文字間隔(3段階)
・画面の明るさ
上記を調整し、ユーザーに合わせた表示のカスタマイズが可能です。その他にも、紙と同様に本にしおりを挟める「しおり機能」や、マーカーを引いたりメモを残すこともできます。
無料トライアルで解約しても30日間使える
再掲になりますが、Kindle Unlimitedは途中解約しても30日間の無料トライアル期間が終了するまで利用可能です。
「期間中に解約を忘れてしまった! 」という場合でも、翌月の利用料を支払うことはありません。安心して無料トライアルを体験できる設計は大手ならではの余裕ですね。
元がすぐに取れる
こちらもシンプルにすぐ元が取れるという話になります。漫画は1冊500円程度、実用書は1冊1,000円〜1500円程度のため、1,2冊/月で簡単に元は取れます。
対象コンテンツであれば月額980円(税込)で上限なく読めるため、たくさんの本を読めば読むほどお得です。
Prime Readingとの違いは?
Kindle UnlimitedとPrime Reading(プライムリーディング)は、どちらもAmazonが提供する読み放題サービスです。しかし、内容には大きな違いがあります。
- 料金
- 読み放題対象のコンテンツ数
料金はKindle Unlimitedの月額980円に対し、Prime ReadingはAmazonプライム会員の特典なので、プライム会員費の月額500円(または年額4900円)のみで利用可能。つまり、すでにプライム会員であれば追加料金なくPrime Readingを使用することができます。
また本の冊数はPrime Readingが1000冊以上であることに対し、Kindle Unlimitedは200万冊以上とその差は歴然。お金がかかるだけの理由がKindle Unlimitedにあります。
一方でKindle Unlimitedはサービス単体で契約が可能なのでプライム会員の必要はありません。プライム会員特典の一つであるPrime Readingは、利用するにはプライム会員は必須になります。ただしプライム会員になれば、様々なメリット・サービスを享受できるので個人的にはおすすめです。
- Amazonミュージック・プライムで対象の楽曲200万曲が聴き放題
- Amazonで購入した商品のお急ぎ便&お届け日時指定が使い放題
- Amazonで購入した商品のお急ぎ便&お届け日時指定が使い放題
- 通常配送料が無料
- Amazonフレッシュ(生鮮食品・日用品の配達サービス)が利用可能
繰り返しになりますが、すでにプライム会員である人は、まずはPrime Readingを使ってみてみるという選択肢もアリです。またAmazonプライムでも30日間の無料トライアル(お試し)が可能です。
Kindle Unlimitedのお得な登録キャンペーン(不定期)
Kindle Unlimitedでは不定期でお得なキャンペーンを実施することがあります。今実施しているのは以下2つのキャンペーンです。
①「はじめてのKindle Unlimitedプラン」:299円/2ヶ月で利用可能 ※新規登録限定
②「Kindle Unlimited 再登録プラン」:980円/2ヶ月 で利用可能 ※再登録限定
①②ともに終了時期は未定ですので、気になる人は早めにKindle Unlimitedの登録画面をチェックすることをおすすめします。
一方でKindle Unlimitedの30日間の無料トライアルは常時実施されています。
Kindle Unlimitedのきになる点
- ダウンロード上限がある
- 検索性の低さ
- 読み放題の本の入れ替わりの早さ
- 漫画は途中巻から読めなくなるケースあり
- 無料トライアルで解約しても30日間使える
ダウンロード上限がある
Kindle Unlimitedでは書籍をダウンロードしてオフラインでも読める便利な機能がありますが、基本的に最大で10冊までの上限があります。
10冊を越えてダウンロードしたい場合は、手元のダウンロードした書籍から読まなくなった本を返却する必要があります。一方で返却後も閲覧履歴は残るので、再ダウンロードも可能ですが、この返却作業自体が増えるとやや手間がかかる印象です。
検索性の低さ
Kindle Unlimitedは若干検索性が低いと感じる部分もあります。Amazonで有料販売されている本が、Kindle Unlimitedの読み放題対象本と共に検索結果に表紙されてしまうケースがあります。
読み放題の本の入れ替わりの早さ
Kindle Unlimitedは読み放題対象コンテンツの入れ替わりが早いのも特徴です。よく言えば読んでも読んでも飽きることがないのですが、事前の告知なく入れ替わるので、後で読もうとした本が気づいたら対象外に...なんてこともあります。読みたい本は早めにダウンロードしておくのが吉です。
一方で読み放題対象だったコンテンツがいきなり読み放題対象になるケースもあるので、こちらはメリットでもあります。
漫画などは途中巻から読めなくなるケースあり
小説や実用書は圧倒的なコンテンツの充実度を誇るKindle Unlimitedですが、漫画やラノベには少し弱いです。1巻までは無料で読めても、2巻目以降は購入が必要なケースが多いです。この場合Kindle Unlimitedの月額料金以外の費用がプラスでかかってしまいます。
一方で全巻読み放題の対象作品も中にはありますので、こちらは抜かりなく楽しむべきコンテンツです。例えば、伝説的な名作漫画「 殺し屋1」は全巻読み放題です!
Kindle Unlimitedの登録・支払い方法
- クレジットカードまたはデビットカード
- Paidy翌月払い
- 携帯決済
Kindle Unlimited のWEB上での評判は?
Kindle Unlimited の良い評価
電子書籍読み放題のkindle unlimited登録した。評判通り読みたい本ほど無いけど、無数にある本から気になる情報を漁りたい時とか凄い良いな。
— ISO (@iso_zin_) December 3, 2018
あんまり前評判が高くないKindle Unlimitedだけど個人的には「こんな本金出してまで試さねーよリスク高杉」みたいな本が定額で試せるんならぜんぜんありという気がしてる。5万冊くらいはあるみたいだし、どっちかというとライバルは既存の電子書籍じゃなくて図書館とかかも(私見)
— 山口真弘 (@kizuki_jpn) June 27, 2016
図書館で本を借りようと思ったけど、雨が降り始めたので行くのあきらめて帰った。
評判良さそうな本を探してたらKindle Unlimitedがキャンペーンで安くなってた。
返すためにまた図書館に行かなくて良いし借りたい本が貸出中もないし、こっちのが良いじゃん。— むきぱんだ (@muki_muki_panda) November 12, 2021
KADOKAWA系がサブスクに積極的になっているので、ラノベ好き、ラノベ作家志望者は、bookwalkerかKindle Unlimitedのサブスクに入るのが間違いなくお得と言えます。ぶっちゃけ著者にどれほど利益あるのかは微妙なところですが、古本屋で買ってもらうよりは当然こちらに利益があります。
— 御影瑛路 (@mikage_eiji) June 26, 2020
図書館や古本屋と比較して、時間的にも金銭的にもラフに色々読みたい人であれば間違いなくKindle Unlimitedがお得という声は多かったですね。
Kindle Unlimited の悪い評価
うーんKindle Unlimited微妙だな...10冊しか同時に利用できない、ラインナップが貧弱、シリーズ物で1巻しか対象ではないなど
— りやちゃん (@riyaaaaasan) December 16, 2018
Kindle Unlimitedだと、論理哲学論考やら自由論やら善悪の彼岸やらカンディードが読めるのは素晴らしいが、純粋理性批判やカラマーゾフなどは一巻しか無料じゃないのね。でも基本的に書籍はいつでも出せる状態じゃないと嫌なのでKindle Unlimitedで読むの微妙かな。
— SCA自(すかぢ) (@SCA_DI) May 7, 2017
シリーズなのに一巻までしか対象でない作品もある点がよく声として挙げられていました。
Kindle Unlimitedをおすすめしたい人は?
ここまでご紹介したKindle Unlimitedの魅力・メリットとデメリット、口コミや評判をふまえて、ズバリKindle Unlimitedをおすすめしたい人は以下になります。
- ビジネス書・実用書・小説などを中心に読みたい人
- 薄く・広く様々な本が読みたい
- 語学や資格試験の勉強目的での活用をする人
- 読みたい本が高価で手が出せない人
- Kindle(電子書籍)での読書に慣れている人
kindle Unlimitedの使い方
基本的には、読みたい本を検索して読むだけです。ただし検索機能はPC版のアプリは検索機能に対応していないため注意です。そのほかに快適に読書をできる機能があり、ユーザーは好みに合わせて以下の項目を調整できます。
・フォント(明朝体、ゴシック体)
・フォントサイズ(14段階)
・背景カラー(4色)
・文字間隔(3段階)
・画面の明るさ
その他にも、紙と同様に本にしおりを挟める「しおり機能」や、マーカーを引いたりメモを残すことも可能です。
Kindle Unlimitedを解約する方法と注意点
Kindle Unlimitedを解約する場合は必ず端末のブラウザから行うようにしましょう。『登録方法や支払いの設定方法』と同様、アプリからの操作はできません。
『Kindle Unlimited 会員登録を管理』のページに入れば、1分もかからずに解約を済ますことができます。
まとめ
漫画やラノベなどのジャンルを一気読みしたい!という方にはKindle Unlimitedはやや不満足かもしれませんが、語学や専門書などでの勉強や、とにかく広く・ラフに読書を楽しみたい人にはKindle Unlimitedはぜひ試してみて欲しいサービスです。
30日間の無料体験期間中の解約であれば費用がかからず、プランの途中で解約した場合でも期限まで利用は継続されるので、まずは一度試しに使ってみることをおすすめします!
・初月無料で読み放題
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・解約後も1ヶ月まで利用可
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