【ネタバレ・あらすじ】『金色のガッシュ!!2 』第1話名作確定

がん

どうも、がんです。

ついに2022年3月14日より配信が開始された、雷句誠の伝説的作品「金色のガッシュ」の続編『金色のガッシュ!!2 』の感想・あらすじについてご紹介します。※ネタバレを含むのでご注意ください。

1話の時点で名作の予感しかありません。最高でした。

金色のガッシュ!!とは

金色のガッシュ!! は雷句誠による作品。『週刊少年サンデー』（小学館）にて、2001年6号~2008年まで連載され、単行本は全33巻。漫画を語る上で外せない、言わずと知れた神作品。今回の「金色のガッシュ!! 2」はその正式な続編として発表されました。前作「金色のガッシュ!! 」は月額990円であらゆる書籍が読み放題のKindle Unlimitedで9巻まで読むことができるので、読んだことがない人はKindle Unlimitedでぜひご覧あれ。

雷句誠 (著)(小学館)

金色のガッシュ!!2の感想・あらすじ

3/16時点の情報なのでまだ第1話分のみですが、現地点でわかる情報をお伝えします。
※ここからはネタバレを含むのでご注意ください。

シリアスな展開

最初からシリアスな展開、魔物の子供であるゼリィとジギー、そして赤ちゃんのオルモの３人がワイグと呼ばれる魔物?に襲われている展開から。この時点で、前作で登場したレイン・テッド・チェリッシュがワイグによって襲われ、血を流して倒れていることが確認できます。ぜリィは戦闘により腕が折れる描写があり、ワイグは前作でみたことがないような悍ましい姿（正真正銘の魔物か)であったり、冒頭からかなりシリアスな雰囲気を醸し出しています。

魔物の死が描かれる

前作と異なり、魔物の死が描かれます。第一話の時点で「王様（ガッシュ)は死んだ」というゼリィの発言もありました。ここはどんなに攻撃を食らっても、魔界に帰るという逃げ道があった前作とは大きく異なる点です。

魔界と人間界の移動が容易

前作に登場したリオウが発明したとされる装置により、人間界と魔界が簡単に行き来できるようになっています。この点も一度魔界に帰ったら戻ってこれないとされていた前作と異なる点。

魔本がなくても術が使える

ワイグという魔物?には前作同様人間のようなパートナーがいますが、魔本を持っていません。ですが戦闘シーンではカバンから瓶のような物を出し、なんとラシルドを繰り出しました。パートナーがいれば、魔本ありきでの術発動だった前作とここも大きく異なります。そもそも、ワイグは「魔物の殲滅が自分たちの仕事」という発言もあったので、彼らが魔物であるかどうかも現時点では不明です。

人間界もシビア

リオウの装置によって人間界に逃げ出したゼリィですが、逃げ出した先の人間界（エジプト)もかなりシビアな描写でした。見た目への差別、子供を労働や人身売買の手段として利用しようとする人間が描かれていてかなり重い内容です。

大人になった清麿!?

ここが重要。大人になった清麿が登場します。散々重い内容ですが、ここだけで一気に湧き上がる感じが懐かしい感覚でした。大人になった清麿の姿に涙する人もいたはず。

金色のガッシュ!!2 は大人向けの作品に!?

まだ第一話だけですが、最高です。最高の作品になる予感しかしません。

前作と打って変わり、金色のガッシュ!!2 かなりシリアスな展開・描写が全面に出てきた印象です。これには第一話を読んだ人は騒然となったはず。その背景として前作は小学館のサンデーで連載されていましたが、今回は雷句誠が設立した出版社 BIRGDIN BOARD社の名義で電子書籍サイトに出品されていることから、より雷句誠が純粋に描きたい物語が描かれていくのではないかと思われます。

その場合、金色のガッシュ!!2 はより大人向けの作品になるかもしれません。個人的にはそのほうが読み応えは間違いなくあると思いますが、これからあの天才的なギャグ要素もちゃんと加わってくると信じたいです。笑