じっくり読むと3分
どうも、がんです。
当ブログでは、今まで450本ほどの映画を見てきた自分が様々なジャンルの映画を紹介しています。
今回取り上げるのは、旅に出たくなる映画おすすめ3選です。
今まで15の国を旅してきた自分が旅に出るきっかけとなった3本を紹介します。
LIFE!
公開年:2014年
監督: ベン・スティラー
上映時間:115分
地下鉄に乗って雑誌「LIFE」の写真管理部に通勤しているウォルターは、何ひとつ変わりばえのない日々を繰り返している。彼の唯一の趣味は、虚しい現実から逃避して突飛な空想に浸ること。
ある日、ライフ誌最終号の表紙を飾る大切な写真のネガがないことに気づいた彼は、一大決心をしてカメラマンを探す旅に出発する。そのありえないほど波瀾万丈の冒険の道のりは、彼の人生を一変させていくのだった……。
作品の見どころ!
- 臆病な主人公が変わっていく爽快感
- 作品中の雄大な自然の風景
- 劇中に流れる名曲の数々
旅の最高さをストーリー・風景・音楽全てで教えてくれる傑作
旅に出たくなる!といえば、まずこの一作です。
作品では、ナイト・ミュージアムでお馴染みの俳優ベン・スティラー演じる冴えない臆病者の主人公が、一枚のネガをきっかけに壮大な旅に出ることになります。
現代の人々の悩める部分が擬人化されたような主人公が、旅を通して変わっていく様子を壮大かつ爽やかに描いているのがLIFEの見所ですが、とにかくその演出方法が半端ないです。
実際に現地でロケを行った、壮大な山を超えるシーンやスケボーで荒野を駆けていくシーン(大好きです)はまさに圧巻ですし、そさらにそこにデビッドボウイなどが劇中歌として入るからもう反則ですね。
1度見たら、もう自分の衝動を抑えられなくなるでしょう。書いててもう旅に出たくなってきました(笑)。
ON THE ROAD
公開年:2013年監督: ウォルター・サレス
上映時間:139分
父親の死に打ちのめされた若き駆け出し作家サル・パラダイスにとって、ディーン・モリアーティとの出会いは青天の霹靂だった。
アメリカ東部育ちのサルは知的で内省的な青年だが、西部のデンバーからやってきたディーンは既成の社会通念にまったく囚われず、セックスやドラッグを奔放に楽しむ男だったのだ。
たちまちディーンの刹那的なまでに型破りな生き方とその美しき幼妻メリールウに心奪われたサルは、ニューヨークの自宅から広大なアメリカ大陸へと飛び立っていく。
さまざまな人々との出会いや別れを経験しながら、ディーンとのかけがえのない絆を強めていくサル。しかし、ふたりのこのうえなく刺激的な“路上の日々”は永遠には続かなかった…。
作品の見どころ!
- 伝説的な長編小説を映像に上手く凝縮
- 1950~60年代のアメリカの雰囲気を感じられる
- 主人公の盟友ディーンがまじでカッコいい
伝説の小説をみごとに映像化した旅映画
ビートニク文学の象徴ジャック・ケルアックによる伝説的小説、「オンザロード」を映像化した一作。
自由とは何か、社会とは何か、そんな漠然とした問いに揺れる若者の行き場のない感情を痛切に描いています。
正直原作の内容はケルアックが全米各地とメキシコを放浪した7年間を題材にしているので、映画に全てを注ぎ込めているかと言われれば無理があると思いますが、それでも限られた時間の中に原作が伝えたいテーマである「青春の儚さ」「形のないものを求める旅の無常感」をうまく表現しているのが作品の魅力です。
特にラストのサルとディーンのやり取りのシーンは印象的です。
自分はこの映画を見て「広大な荒野を車で駆け抜けたい」「何も考えずに感性に従って生きたい」そんな衝動に駆られました。
旅に出たくなる以上に、生きるということに再び向き合える作品だと思います。
ぜひ映像を見たら、原作も読んでみて欲しいです。
In to the wild
公開年:2008年監督: ショーン・ペン
上映時間:148 分
1992年アメリカ最北部、アラスカの荒野でクリストファーという若者の死体が発見された。
裕福な家庭に育った優等生の彼が、なぜ全てを捨てて旅立ち、2年間の放浪の果てにアラスカで最期を迎えたのか。
理想と現実のギャップに悩み、全てを捨てて真実を追い求めた主人公の姿は、見る者すべてに衝撃を与える。
旅の終わりに彼が知った“真実の幸福”とは・・?
作品の見どころ!
- 原作の内容を忠実に再現
- 一人旅を追体験できる
- 人生とは?生きるとは?に対するメッセージ性
現代版「オンザロード」衝撃の実話を映像化した旅映画
オンザロードの映画版にも出演したショーン・ペン監督が衝撃の実話を映画化した一作。
原作は登山家でジャーナリストのジョン・クラカワーによるノンフィクション「荒野へ(原題:Into The Wild)」です。
作品は2年間の放浪の果てにアラスカで最期を迎えた1人の若者の物語となっています。
家庭に恵まれハーバードへの進学も決まっていたなぜ彼が旅に出たのか。
旅の先に何を見て何を感じたのか。
悲しい結末とは裏腹に、舞台となるアラスカの雄大な景色と流れる音楽が旅の尊さと儚さを演出しています。
旅の先に真実はあるか?
何のために生きるのか?
見た後に思わずそんな問いを自分にしてしまう作品です。
旅とは、自由で、儚く、尊いものです。
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