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【厳選】最恐サイコホラー小説 10選!どこまであなたは耐えられるか?

じっくり読むと3分

今回取り上げるのは猟奇的で鬼畜な最恐サイコホラー小説おすすめ10選です。平和よりもアングラな小説を読みたいという人にこれだけは読んで欲しいグロくてトラウマ必須サイコホラー小説を厳選してご紹介します。

禁断のサイコパスの世界にようこそ。

鬼畜サイコホラー小説 選定ポイント

今回紹介するおすすめのサイコホラー小説たちは、2つの要素で選定しました。

選定ポイント
  1. サイコパス描写の完成度
  2. 設定・シナリオの面白さ

まずはサイコパス描写の質の高さ(鬼畜度)。これは譲らない上に設定やシナリオまで含めたホラー作品としての完成度(怖さ)の高さも選定の基準としました。グロテスクな面は当たり前として、個人的におすすめだと感じた厳選作品たちです。

サイコホラー小説1.怪物の木こり

良心の呵責を覚えることなく、自分にとって邪魔な者たちを日常的に何人も殺してきたサイコパスの辣腕弁護士・二宮彰。ある日、彼が仕事を終えてマンションへ帰ってくると、突如「怪物マスク」を被った男に襲撃され、斧で頭を割られかけた。九死に一生を得た二宮は、男を捜し出して復讐することを誓う。一方そのころ、頭部を開いて脳味噌を持ち去る連続猟奇殺人が世間を賑わしていた―。

第17回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作

『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作
サイコパス弁護士 vs. 頭を割って脳を盗む「脳泥棒」
浜辺美波のお気に入り小説

この3つを並べて、読まない理由などあるのだろうか。まず浜辺美波がこの作品が好きということで浜辺美波にかなり親近感を覚えてしまうけれど、もちろん作品としての面白さで推したい一作。時系列と登場人物がおり混ざる事で読者を飽きさせないサイコサスペンス。長い説明はいらないだろう、この記事に興味を持ったあなたが間違いなくハマると確信している。ぜひ読んでもらえると嬉しいです。

倉井眉介 (著)(宝島社)

\怪物の木こりを読む/

サイコホラー小説2.連続殺人鬼カエル男

マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは? どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。

サイコホラー作品の1番打者

サイコパス、といえばこの作品。猟奇的な手口で、殺人を重ねていくカエル男。追う警察。絵に描いたようなサイコパス作品と思わせながら、凶行の法則がわかる中盤からの怒涛の展開、そしてこの作品を有名たらしめる結末。「そうくるのか...」と思わずにいられない、どんで返しの連続と衝撃のラストが秀逸な作品としての質も高い一作。

​​中山 七里(著) (幻冬舎アウトロー文庫)

\連続殺人鬼カエル男を読む/

サイコホラー小説3.殺戮にいたる病

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。

冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。(「BOOK」データベースより)

現代叙述トリックの最高峰のサイコホラー小説

この作品でしか味わえない感動がある。こういえる作品はそうそうないが、殺戮にいたる病はその1作だ。最恐のサイコキラー蒲生稔が繰り広げる理解し難い猟奇殺人、その視点が母親の雅子、元警察官の樋口、そして稔本人の3点から描かれ、最後のシーンまでに至る。本人の視点の描写があまりにもリアルで、作品を読みながら変な汗をかいたのもこの作品だったかもしれない。ただし、この作品の最大の見せ場はラストにある。現代叙述トリックの最高峰とも言われるこの作品、1度読むだけでは済まないだろう。(過激な内容で読みたくないはずなのに)ぜひ読んでいただきたい1作。

我孫子武丸(著)(講談社文庫)

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\殺戮に至る病を読む/

サイコホラー小説4.殺人勤務医

中絶の専門医である古河は、柔らかい物腰と甘いマスクで周りから多くの人望を集めていた。しかし彼の価値観は、母親から幼いころに受けた虐待によって、大きく歪んでいた。食べ物を大切にしなかった女、鯉の泳ぐ池に洗剤を撒いた男。彼は、自分が死に値すると判断した人間を地下室の檻に閉じこめ、残忍な手段で次々と殺していく。猟奇の陰に潜む心の闇をリアルに描き出した気鋭の衝撃作!

淡々と確実にゆっくりと行われる残酷行為

この作品は実にシンプル。俗にいうシリアルキラーである古河が、暗い部屋で人をゆっくりと確実に苦しみを与えて殺していく。救いなのは、相手を選んでいるところくらいか。ただしこの作品で特徴的なのは「なぜ殺しに手を染めてしまうのか」について掘り上げる部分。この描写が他の作品にはない奥行きがある。とはいえ危険な作品なのは間違いなしだ。

大石 圭(著)(KADOKAWA)

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サイコホラー小説5.禁じられた遊び

主人公・伊原直人は、妻の美雪、息子の春翔と共に幸せな生活を送っていた。 しかし、念願のマイホームを購入した矢先、美雪が交通事故に遭い、死亡ししまう。 絶望する直人に対し、春翔は「ママを生き返らせる」と、美雪の死体の指を庭に埋め、毎日熱心に祈りを捧げる。 同じころ、フリーのビデオ記者、倉沢比呂子の周りで奇怪な出来事が起こり始める・・・・・・。

愛が狂気に変わる悪夢

これまで紹介する作品と少し毛並みの違う作品。「禁じられた遊び」は行き過ぎた愛というある種のサイコを描写したホラー作品。どちらかというと怪奇現象を中心としたホラー要素が強いのだが、やはり起点が子供の母に対する愛情という純粋な要素であることがよりこの作品の不気味さを演出している、怪作です。

清水カルマ(著)(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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サイコホラー小説6.月光

同級生が運転するバイクと衝突し、姉が死んだ。故意の殺人を疑う妹の結花は同じ高校に入学するが、見いだしたのは残酷な真実と予想だにしない姉の過去だった。鮮烈な学園ミステリー。

得体の知れない気持ち悪さに襲われる

学園ミステリー。といえば聞こえはいいが、この小説はそうではない。学園を舞台に、ある1つのバイク事故を巡る真実に迫る展開だが、1つの狂気(サイコパス)と徐々に近づいていく様が本当に気味が悪い。それでも続きが気になって読み進めてしまうのだが、個人的にサイコホラー小説の中でも得体の知れない読後感があったため紹介する。作品としての完成度はもちろん高い。

誉田 哲也(著)(中央公論新社)

\月光を読む/

サイコホラー小説7.天使の囀り

北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか?前人未到の恐怖が、あなたを襲う。

前人未到の恐怖を味わえるサイコホラー小説

結局人が怖い、が定石なサイコスリラー。でも人が怖いのは当たり前、その人が使う"凶器"こそが本当の恐怖を招くとは思わないだろうか。そんな当たり前のことを改めてホラー好きに刻みつけるような一作が、天使の囀りだ。とにかくその恐怖の根源がわからない、わからないまま恐怖の蹂躙が進み、そして最後に最悪の恐怖を知ることとなるという、まさにSF映画の金字塔エイリアンのような異次元ホラー。この前人未到の恐怖をぜひ味わってみてほしい。

貴志祐介 (著)角川書店 Kindle Unlimited会員は、このタイトルを追加料金なし(¥0)で読み放題

\天使の囀りを読む/

サイコホラー小説 8.殺人鬼

 伝説の傑作『殺人鬼』、降臨!!’90年代のある夏。双葉山に集った“TCメンバーズ”の一行は、突如出現したそれの手によって次々と惨殺されてゆく。血しぶきが夜を濡らし、引き裂かれた肉の華が咲き乱れる…いつ果てるとも知れぬ地獄の饗宴。

だが、この恐怖に幻惑されてはいけない。作家の仕掛けた空前絶後の罠が、惨劇の裏側で読者を待ち受けているのだ。―グルーヴ感に満ちた文体で描かれる最恐・最驚のホラー&ミステリ。(「BOOK」データベースより)

カリスマミステリー作家が贈る グロテスクな最恐サイコホラー

「十角館の殺人」を代表作とする、日本ミステリー小説界にその名を残すカリスマ 綾辻行人。

「殺人鬼」はサスペンス界の旗手ファ放つ渾身のスプラッターサイコホラー小説となっている。こちらの作品、絢辻さんの真骨頂である綿密に練られた伏線上での展開でサスペンス要素だけもかなり面白いのだが、そこに加わる凄惨極まりないグロテスクな描写の数々がサイコホラーとしての局地を見せている。

この物語に突如登場する化物、通称"殺人鬼"には、理性などない。化物の行動自体は意味を持たないのだ。なぜなら化物は圧倒的な「悪」であり、悪ゆえに人間をゴキブリの様に扱うのだ。

そこに感情もなければ、理由もない。だからどこまでも徹底的に残虐なれる。そんな底の見えない「悪」と遭遇する男女グループの壮絶な物語。そこに壮大に仕掛けられたトリックを愉しめそうな人にはオススメしたい。

綾辻 行人(著)(角川文庫)

\殺人鬼を読む/

サイコホラー小説 9.イン ザ・ミソスープ

夜の性風俗ガイドを依頼してきたアメリカ人・フランクの顔は奇妙な肌に包まれていた。その顔は、売春をしていた女子高生が手足と首を切断され歌舞伎町のゴミ処理場に捨てられたという記事をケンジに思い起こさせた。ケンジは胸騒ぎを感じながらフランクと夜の新宿を行く。

村上龍が世に打ち出したサイコホラーの傑作。一大問題作

この本を読んだ感覚は人生の中でも忘れられません。平和ボケした主人公ケンジと、底知れないフランクが織りなす会話と年末の雰囲気はどこか若い青春のようなものを感じさせつつ、訪れる残酷な狂気の描写にただ圧倒されます。ただ近代の日本、そしてホラー映画にまで言及するにフランクは村上龍らしさが垣間見え、いろいろな観点でも味わい深い、まさにカルト的な名作。人生で一度は読んでほしいです。

​​村上龍(著) (幻冬舎文庫)

\イン ザ・ミソスープを読む/

サイコホラー小説 10.黒い家

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。

貴志裕介によるサイコホラーの金字塔

こちらは第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。保険金殺人というたまに耳にするようなテーマで侮ると後悔します。映画化作品もホラーの名作として名高いですが、こちらは小説で読んだ方がより狂気・恐怖を感じられると思っています。それはひとえに貴志裕介の鬼才ぶりあがあってこそ。結局、怖いのは人間。

​​貴志裕介(著) (角川書店)

\黒い家を読む/

まとめ:サイコパス小説の世界

サイコパスという、ある種の未知の人種。なるべく人生で関わりたくないモンスターと呼べるべき者たちですが、彼らの心理・恐怖をフィクションであっても体感することはもしかしたら同じ人間としての責務かもしれません。もちろん、読むか読まないかはあなた次第。ではでは。

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