じっくり読むと3分

今回取り上げるのは猟奇的で鬼畜な最恐サイコホラー小説おすすめ5選です。平和よりもアングラな小説を読みたいという人にこれだけは読んで欲しいグロくてトラウマ必須のサイコホラー小説を厳選してご紹介します。

目次
鬼畜サイコホラー小説 選定ポイント
今回紹介するおすすめのサイコホラー小説たちは、2つの要素で選定しました。
- サイコパス描写の完成度
- 設定・シナリオの面白さ
まずはサイコパス描写の質の高さ(鬼畜度)。これは譲らない上に設定やシナリオまで含めたホラー作品としての完成度(怖さ)の高さも選定の基準としました。グロテスクな面は当たり前として、個人的におすすめだと感じた厳選作品たちです。
サイコホラー小説 1.怪物の木こり
良心の呵責を覚えることなく、自分にとって邪魔な者たちを日常的に何人も殺してきたサイコパスの辣腕弁護士・二宮彰。ある日、彼が仕事を終えてマンションへ帰ってくると、突如「怪物マスク」を被った男に襲撃され、斧で頭を割られかけた。九死に一生を得た二宮は、男を捜し出して復讐することを誓う。一方そのころ、頭部を開いて脳味噌を持ち去る連続猟奇殺人が世間を賑わしていた―。
第17回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作
『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作
サイコパス弁護士 vs. 頭を割って脳を盗む「脳泥棒」
浜辺美波のお気に入り小説
この3つを並べて、読まない理由などあるのだろうか。まず浜辺美波がこの作品が好きということで浜辺美波にかなり親近感を覚えてしまうけれど、もちろん作品としての面白さで推したい一作。長い説明はいらないだろう、この記事に興味を持ったあなたが間違いなくハマると確信している。ぜひ読んでもらえると嬉しいです。
サイコホラー小説 2.連続殺人鬼カエル男
マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは? どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。
サイコホラー作品の1番打者
サイコパス、といえばこの作品。猟奇的な手口で、殺人を重ねていくカエル男。追う警察。絵に描いたようなサイコパス作品ですが、この作品を有名たらしめているのはその結末。「そうくるのか...」と思わずにいられない、どんで返しの連続で作品としての質も高い一作。
サイコホラー小説 3.殺戮にいたる病
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。
冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。(「BOOK」データベースより)
現代叙述トリックの最高峰のサイコホラー小説
この作品でしか味わえない感動がある。こういえる作品はそうそうないが、殺戮にいたる病はその1作だ。最恐のサイコキラー蒲生稔が繰り広げる理解し難い猟奇殺人、その視点が母親の雅子、元警察官の樋口、そして稔本人の3点から描かれ、最後のシーンまでに至る。本人の視点の描写があまりにもリアルで、作品を読みながら変な汗をかいたのもこの作品だったかもしれない。ただし、この作品の最大の見せ場はラストにある。現代叙述トリックの最高峰とも言われるこの作品、1度読むだけでは済まないだろう。(過激な内容で読みたくないはずなのに)ぜひ読んでいただきたい1作。
こちらの作品は、月額980円で12万冊以上の書籍が読み放題のKindle Unlimited会員であれば無料で読むことができます。
サイコホラー小説 4.殺人勤務医
中絶の専門医である古河は、柔らかい物腰と甘いマスクで周りから多くの人望を集めていた。しかし彼の価値観は、母親から幼いころに受けた虐待によって、大きく歪んでいた。食べ物を大切にしなかった女、鯉の泳ぐ池に洗剤を撒いた男。彼は、自分が死に値すると判断した人間を地下室の檻に閉じこめ、残忍な手段で次々と殺していく。猟奇の陰に潜む心の闇をリアルに描き出した気鋭の衝撃作!
淡々と確実にゆっくりと行われる残酷行為
この作品は実にシンプル。俗にいうシリアルキラーである古河が、暗い部屋で人をゆっくりと確実に苦しみを与えて殺していく。救いなのは、相手を選んでいるところくらいか。ただしこの作品で特徴的なのは「なぜ殺しに手を染めてしまうのか」について掘り上げる部分。この描写が他の作品にはない奥行きがある。とはいえ危険な作品なのは間違いなしだ。
こちらの作品は、月額980円で12万冊以上の書籍が読み放題のKindle Unlimited会員であれば無料で読むことができます。
980円であらゆる書籍が読み放題Amazonが提供するKindle読み放題プラン「Kindle Unlimited」
月額980円で利用が可能で、30日間の無料トライアルもあるので興味がある人はお試しください。※体験中の解約も可能です。
詳細を知りたい! という方は以下の記事でKindle Unlimitedのメリットや登録方法を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
【200万冊以上読み放題】Kindle Unlimited とは? 特徴や料金、登録方法からメリットとデメリットまでご紹介
サイコホラー小説 5.禁じられた遊び
主人公・伊原直人は、妻の美雪、息子の春翔と共に幸せな生活を送っていた。 しかし、念願のマイホームを購入した矢先、美雪が交通事故に遭い、死亡ししまう。 絶望する直人に対し、春翔は「ママを生き返らせる」と、美雪の死体の指を庭に埋め、毎日熱心に祈りを捧げる。 同じころ、フリーのビデオ記者、倉沢比呂子の周りで奇怪な出来事が起こり始める・・・・・・。
愛が狂気に変わる悪夢
これまで紹介する作品と少し毛並みの違う作品。「禁じられた遊び」は行き過ぎた愛というある種のサイコを描写したホラー作品。どちらかというと怪奇現象を中心としたホラー要素が強いのだが、やはり起点が子供の母に対する愛情という純粋な要素であることがよりこの作品の不気味さを演出している、怪作です。
こちらの作品も、月額980円で12万冊以上の書籍が読み放題のKindle Unlimited会員であれば無料で読むことができます。
サイコホラー小説 6.月光
同級生が運転するバイクと衝突し、姉が死んだ。故意の殺人を疑う妹の結花は同じ高校に入学するが、見いだしたのは残酷な真実と予想だにしない姉の過去だった。鮮烈な学園ミステリー。
得体の知れない気持ち悪さに襲われる
学園ミステリー。といえば聞こえはいいが、この小説はそうではない。学園を舞台に、ある1つのバイク事故を巡る真実に迫る展開だが、1つの狂気(サイコパス)と徐々に近づいていく様が本当に気味が悪い。それでも続きが気になって読み進めてしまうのだが、個人的にサイコホラー小説の中でも得体の知れない読後感があったため紹介する。作品としての完成度はもちろん高い。
まとめ:サイコパス小説の世界
サイコパスという、ある種の未知の人種。なるべく人生で関わりたくないモンスターと呼べるべき者たちですが、彼らの心理・恐怖をフィクションであっても体感することはもしかしたら同じ人間としての責務かもしれません。もちろん、読むか読まないかはあなた次第。ではでは。





コメントを残す